やっぱりスゴイよ!似鳥昭雄さん(ニトリ会長)!!その生い立ちと成功の秘訣とは?

初めまして。わたくし、イーダと申します。

当サイト「イーダの情報通信」を目に留めて頂き、本当にありがとうございます。

私のお客さまの半分は、中小企業・小規模事業者のいわゆる町工場さまがです。

そんな大切な町工場の社長さまのために少しでも有用な情報を提供して、事業を進めていく上でのヒントや気づきにしてもらいたいのです。

そこで今回は、テレビのCMなどで『お値段以上』でお馴染みの

株式会社ニトリホールディングスの会長である似鳥昭雄さんについてお話しさせて頂きます。

全国の町工場の社長さま!貴方さまもすごいですが、

やっぱりこの人は

スゴイ!!です!

出典 https://www.google.com/

では最初に、似鳥昭雄さんの生い立ちを簡単にご紹介します。

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1. 似鳥昭雄さんの生い立ち

似鳥昭雄さんは1944年(昭和19年)樺太で生まれ、翌年の終戦以降は札幌で育ち暮らされたようです。

小学校に入りますと勉強は苦手だったみたいです。

小学生の高学年になっても自分の名前を漢字で書けなかったとか…。

先生からいつも怒られていたようです。

これは似鳥昭雄さんご本人がつい最近「そうだったのかぁ」と気づいたらしいのですが、

小学生の高学年になっても自分の名前を漢字で書けなかったのは、

ご自分が発達障害であったからだそうです。

大学は札幌短期大学に入学したものの、その後北海学園大学の経済学部に編入しています。

大学卒業後、広告会社に勤めますが仕事に馴染めず半年でクビになったり、

就職についても多くの会社をまわってもなかなか採用されず、

最後には「これでダメなら死のう」とも考えていたそうです。

そして、23歳で似鳥家具店を創業しています。

2. 似鳥昭雄さんの成功の秘訣

現在、株式会社ニトリホールディングスは33年間、増収増益を続けています。

今の時代、経済は世界的にも非常に厳しい状況にあって、多くの会社が悪戦苦闘しています。

そんな中、ニトリは躍進し続けています。

この理由、この原因は

一体何なのか!?

機能性を追求したお手頃価格の家具やベッドや生活用品を売りにしているニトリですが、

創業当時、似鳥昭雄さんは商品の最も大切な価値を品質ではなく、安さを掲げていました。

1に安さ、2に品質、3に・・・

ではなく、

1に安さ、2に安さ、3に安さ

だったのです。

このため、

「年収の少ない人はウチで買ってください。お金持ちはどうぞよそ様に行ってください。」
と広く言い放ったのです。

やっぱりスゴイよ!

時代の流れにある”運”も味方したのでしょうが、このような企業戦略で似鳥家具店は成功を納めて発展していったのでしょう。

また、似鳥昭雄さんは商品を安くするために問屋をすっ飛ばしました!

これなら確かに商品はより安く顧客に提供できます。

しかし、そう長くは続きません。

問屋の関係組織が似鳥昭雄さんに圧力をかけてきたのです。

こうして、似鳥昭雄さんに製品を卸してくれる製造業者はなくなってしまったのです。

すると、似鳥昭雄さんはお店を西へ南へと移動して、

新しい土地で製品を卸してくれる製造業者を探していったのです。

このように、新しい土地、新しい土地へお店を移動していくことで、問屋を間に入れない商売を続けていったらしいです。

やっぱりスゴイよ!

しかし、町工場の社長さま、

本当にこれが33年間増収増益を続けられる企業を生み出した原因でしょうか?

ただ、安いだけの商品、機能性を付加価値とした商品だから、こんなにすごい企業になったのでしょうか?

違うのです!…だと思います!

事業戦略だとか、価格戦略だとかいう前に、それは経営者のマインドの問題です。

すなわち

下記の3つを絶えず考え続け

そして実行し続ける

これに尽きるのだと思うのです!

1 過去の苦しくつらい経験をバネにする
2 人がやらないことをやる
3 消費者目線で考える

1 過去の苦しくつらい経験をバネにする

似鳥昭雄さんは小学生の高学年まで自分の名前を漢字で書けませんでした。

ご自身が発達障害であったためです。

そのことが判明したのは本当につい最近のようですが、当時は随分といじめを受けていたらしいです。

また、自分の名前を漢字で書けないことや、物事に集中できないことで、先生からも誤解されながら叱られていたとのこと。

そして、大学を卒業して就職してもすぐにクビになったり、職を探しても一向に決まらず、死ぬことまで覚悟したとか…。

そんな苦しくつらい経験を

バネにしているのだと

思うんです。

今や大成功を納めた似鳥昭雄さん。

こんな大企業の会長は、どんなときでも偉そうな態度は取らず、常に謙虚な気持ちで物事に接するそうです。

その理由は、「自分だって昔はひどかったんだ。人に威張れる人間じゃないんだ」という思いがあるからみたいです。

2 人がやらないことをやる

生産・流通・小売という一連のシステムを自社一貫して行った最初の企業はニトリです。

また、ニトリの一部の店舗には、家具や生活用品だけでなく、女性向けの洋服を販売するお店も入っているのです。

業界でまだ起こっていないこと、他社もまだ始めていないことをいち早くやる。

もちろんリスクは計り知れないですから充分な調査が必要でしょうけど、この決断と行動力は…

やっぱりスゴイよ!

3 消費者目線で考える

ニトリがここまで成長できた一番の要因はこれなんだと私は思います。

「製品・商品・サービスを作って顧客に売り、代価を得る」というビジネスの基本原則の中で、

消費者目線で考える、顧客の立場になって仕事をすることは、

大前提です!

ただ、これは解っていても難しい。

ちょっと仕事が忙しかったり、好調だったりするとすぐに心の中から消えてしまいます。

似鳥昭雄さんはこれを方時も忘れず、確個たる信念を持って今日まで実践してきたのでしょう。

やっぱりスゴイよ!

出典 https://www.google.com/

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3. 最後に  ~まとめ~

株式会社ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄さん。

幼少の時から多くの苦労を経験されました。

発達障害であった似鳥昭雄さんは小学生当時、ひどいいじめにあっていました。

また、学校の先生からも勉強ができなくてひどく叱られ続けました。

当時は発達障害という病状も診断基準もなかったのでしょうから仕方ないと言えばそれまでですが…。

大学を卒業してから就職しても早々にクビになったり、仕事がなかなか見つからず、最後は自死をも覚悟したほどの経験をされています。

こんな似鳥昭雄さんについて、本記事ではその成功の秘訣をお話しさせて頂きました。

しかし、もっと大切なものは先に挙げた3つの秘訣に加えて、

行動と継続

なんだと思います。

特に行動は、その仕方によっては人生を棒に振ってしまうほど大変なリスクを伴います。

だけど、これを乗り越えなければ似鳥昭雄さんのような人物にはなれないでしょう。

町工場の社長さまに「やってください!」とは申せません。

しかし、私も含めて、仕事で攻めるタイミングやポイントがあった時は、いつもの考えよりも少し大きな行動力を発揮していきたいものです。

頭で考えているだけは、時間だけを消費して利益は生まれていません。

これはマイナス経常ですね。

…最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

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