65歳の私が、AIと出会って再び文章を書きたくなった理由

「AIの時代が来る」

そんな話を聞くたびに、私はどこか他人事のように感じていました。

正直に言えば、少し怖さもありました。

私は今年の5月で65歳になりました。
そしてこれまで、文章を書く仕事に関わってきました。

若い頃のように体力があるわけでもありません。
新しい技術を覚えるスピードも、きっと昔より遅くなっています。

だからこそ、AIという言葉に対して、

「もう若い人には勝てない」
「今さら覚えても遅い」
「機械の時代になったら、自分の居場所はなくなるのではないか」

そんな気持ちを抱いていました。

ですが今、私は以前よりも前向きな気持ちで文章を書いています。

それは、ChatGPTをはじめとするAIと出会ったからです。

もちろん、AIは万能ではありません。
人生を一瞬で変える魔法でもありません。

それでも私は、AIによって「もう一度、挑戦してみよう」と思えるようになりました。

今日は、65歳の私が実際にAIを使って感じたことを、できるだけリアルにお話ししたいと思います。

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AIに対して、最初は「拒否感」があった

最初にChatGPTを触った時、私は正直戸惑いました。

画面に質問を入れると、数秒で文章が返ってくる。

その速さに驚く一方で、

「こんなものが広がったら、人間の文章なんて必要なくなるのではないか」

そんな不安も感じました。

特に私は、長年「言葉」で仕事をしてきました。

だからこそ、“AIが文章を書く時代”というものを、どこか受け入れきれなかったのです。

ですが、実際に使い続けているうちに、あることに気づきました。

AIは、「人生経験」までは作れないということです。

苦しかった経験。
悔しかった失敗。
人に救われた記憶。
年齢を重ねる中で感じた孤独。

そういうものは、やはり人間の中にしかありません。

AIは文章を整えることはできても、“その人の人生”までは書けない。

私はそこに、少し救われた気持ちになりました。

ChatGPTは「答え」ではなく、「きっかけ」をくれた

実際にAIを使い始めて、一番変わったのは「行動量」でした。

以前は、記事を書こうと思っても、途中で止まってしまうことが増えていました。

「このテーマで需要はあるのか」
「こんな内容を書いて意味があるのか」

考え始めると、手が止まる。

年齢を重ねると、“失敗したくない気持ち”が強くなるのかもしれません。

ですが、ChatGPTに相談するようになってから、不思議と動けるようになりました。

タイトルを考える。
構成を整理する。
アイデアを広げる。

AIと会話しているうちに、「とりあえず書いてみよう」と思えるのです。

ここがとても大事だと感じています。

AIは、人生の答えをくれるわけではありません。

ですが、“止まっていた人を動かす力”はある。

私はそこに、大きな可能性を感じました。

65歳になって分かった。「人は、挑戦をやめた時に老ける」

最近、強く感じることがあります。

年齢そのものよりも、「もう無理だ」と思い込むことのほうが、人を老けさせるのではないかということです。

新しいことを覚える。
失敗する。
またやってみる。

本来、人間はその繰り返しで成長していく生き物です。

ですが年齢を重ねると、いつの間にか“安全な毎日”だけを選ぶようになります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

ただ、心のどこかで「本当はまだ挑戦したい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

私はAIに出会って、その気持ちを思い出しました。

電子書籍を作る。
新しい記事を書く。
小説のアイデアを考える。

そんな時間が、以前より楽しくなったのです。

65歳になって、もう一度「学ぶ楽しさ」を感じられるとは思いませんでした。

AI時代だからこそ、「人間らしさ」が価値になる

AIが進化すると、「人間の仕事がなくなる」と言われます。

確かに、一部はそうなるかもしれません。

ですが私は、逆の面もあると思っています。

それは、“人間らしさ”の価値が、これからもっと高くなるということです。

どれだけAIが便利になっても、

「この人の言葉だから読みたい」
「この人の経験だから信頼できる」

そう感じる気持ちは、なくならないはずです。

特に、人生経験のある人の言葉には、若さだけでは出せない重みがあります。

遠回りした経験。
失敗した経験。
我慢してきた経験。

それらは決して無駄ではありません。

AI時代だからこそ、“その人自身”が価値になる。

私はそう感じています。

AIは魔法ではない。でも、人生を少し前に進めてくれる

誤解してほしくないのは、AIを使えば簡単に成功できるわけではないということです。

実際には地味です。

調べる。
試す。
修正する。
またやる。

その繰り返しです。

ですが、その小さな積み重ねが、人の気持ちを少しずつ前向きにしていく。

私はそれを実感しています。

もし今、

「もう年齢的に遅い」
「新しいことは難しい」

そう感じている方がいたら、私はこう伝えたいです。

人生は、“挑戦しなくなった瞬間”に止まってしまうのかもしれません。

AIは魔法ではありません。

ですが、止まりかけていた人生を、もう一度ゆっくり動かしてくれる力はある。

少なくとも、65歳の私はそう感じています。

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